結納と顔合わせの違いは?両家で形式を決めるための比較と相談例
結論この記事でわかること
結納は結納品などを取り交わす伝統的な儀式、顔合わせ食事会は家族の紹介と親睦を中心にした場です。呼び名だけで判断せず、儀式・品物・会食のどこまで行うかを二人と両家で共有してから、会場や品物を手配しましょう。

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結納は儀式、顔合わせ食事会は家族の親睦が中心
結納と顔合わせ食事会の違いは、会う場所や料理の豪華さではなく、何を目的に集まるかにあります。結納は結納品などを取り交わす伝統的な儀式です。顔合わせ食事会は、お互いの家族を紹介し、会話や食事を通じて親睦を深める場を指します。
グランドハイアット東京の公式解説でも、この二つを区別し、結納をせず顔合わせのみを行う場合や、顔合わせで婚約記念品を披露する場合を紹介しています。食事会だから何も用意しない、ホテルだから結納になる、と一律には決まりません。
大切なのは、「顔合わせにしよう」という一言で準備を始めないことです。一方は家族紹介と食事だけ、もう一方は結納金の受け渡しも含む会を想像しているかもしれません。予約に進む前に、当日何を行い、何は行わないかを具体的にそろえましょう。
本記事では、まだ形式が決まっていない二人に向け、選び方と相談の順序を提案します。どちらの形式を選ぶかで、相手への誠実さや結婚への本気度を測るものではありません。
正式結納・略式結納・食事会を準備内容で比べる
結納を検討するときは、「正式」と「略式」も分けて理解します。ホテルニューオータニ東京・千羽鶴の案内では、正式結納は仲人が両家を行き来して結納品を納める形式、略式結納はホテルや料亭などに両家が集まって取り交わす形式として説明しています。
略式という言葉は、単に食事だけをするという意味ではありません。また、結納のしきたりには地域差があります。以下の表は基本的な違いを整理し、相談のための確認点を加えたものです。全国共通の細かな作法を示す表ではありません。
| 形式 | 中心となる内容 | 準備を始める前の確認 | 選ぶ際の論点 |
|---|---|---|---|
| 正式結納 | 仲人を介した結納品の取り交わし | 仲人へ依頼できるか、両家の慣習は何か | 儀式への希望と関係者の負担が合うか |
| 略式結納 | 両家が集まって行う結納の儀式 | 品物、進行、採用するしきたり | 儀式を残しつつ、どこを簡略にしたいか |
| 顔合わせ食事会 | 家族紹介と親睦 | 記念品の披露などを行うか | 会話を中心に、どんな節目を作りたいか |
費用を比較するときは、料理代だけで結論を出さないようにします。会場、飲み物、移動、衣装、品物など、今回必要になる項目を書き出してください。結納金を用意するかどうかは、会食の費用とは別の確認事項として扱います。本記事では金額の相場や一律の負担割合は設けません。
形式を先に決めきれない場合も、残したい要素を出すことはできます。「儀式として品物を取り交わしたい」「家族が集まる時間がほしい」「記念写真は残したい」のように言葉にすると、どの形式で希望を実現できるかを比較できます。
親の希望は、賛否より先に理由を聞く
親の希望を聞く前に、二人自身がどんな会にしたいかを話します。そのうえで各自が自分の家族へ希望を聞き、回答を持ち寄る方法があります。片方だけが両家を説得する役割を背負わないようにしましょう。
「結納は必要?」と二択で尋ねるだけでは、希望の背景まで分からないことがあります。以下は本記事独自の質問例です。「結納で特に大切にしたいのは、品物を交わすこと、挨拶の形、親族へ報告する区切りのどれですか」「省略しても気にならない部分はありますか」と、残したい内容を聞いてみてください。
一方の家が結納を希望し、もう一方が食事会のみを希望しても、すぐにどちらかへ合わせる必要はありません。「相手の家は堅い」「こちらは簡素すぎる」と評価するより、それぞれが気にしている内容を整理します。品物のやり取りを重視する人と、移動や長い儀式の負担を心配する人では、相談すべき点が違います。
持ち帰る際の会話例は、「きちんと節目を作りたいという希望は分かりました。私たちは準備にかけられる時間も考えたいので、二人で具体案にして改めて相談します」です。その場で了承して、後から相手へ実行を求めないことが大切です。
儀式・品物・会食を分けて、合意した内容を残す
家族から希望を聞いたら、三つの要素に分けて具体案を作ります。儀式を行うか、何を用意して取り交わすか、食事の場をどう設けるかです。「簡単な結納」「きちんとした食事会」といった曖昧な呼び名だけに頼らず、することを文章にします。
■ 形式を決めるまでの相談順序
例えば、食事会を中心にするなら、「結納の儀式と結納品の取り交わしは行わず、家族紹介、婚約記念品の披露、食事、写真撮影を予定する」と書けます。これは架空の構成例です。指輪がまだ手元にない場合に、披露のためだけに購入を急ぐ必要はありません。用意できるものと、そもそも希望しないものを分けましょう。
略式結納にするなら、採用する形式、品物の手配先、渡す側と受け取る側、進行を担う人を確認します。返礼をどうするかも、片方が想定だけで準備を進めず相談してください。家族が「記念だから」と先に品物を注文しないよう、まだ決まっていない項目も共有します。
合意メモには、決定内容に加えて「未定の点」「確認する人」「返答する日」を残すと、次に何をすればよいか分かります。返事がないことを了承と受け取らず、意見が異なる点は予約前に二人で話し直しましょう。
会場へは希望する形式と、頼みたい役割を具体的に伝える
会場を探す段階では、プラン名だけで任せられる範囲を判断しないことが大切です。「結納・顔合わせプラン」とまとめて案内されていても、自分たちが希望する品物や進行がすべて含まれるとは限りません。
例えば、前述の千羽鶴の案内では、スタッフが進行する略関東式の結納を示す一方、結納品は百貨店等で購入するよう案内しています。これは同会場の案内であり、他会場の対応を保証するものではありません。準備を会場側と利用者側で分けて確認する実例として参考にできます。
問い合わせ文の自作例は、「両家で集まって結納品を取り交わし、その後に会食したいと考えています。希望する形式に対応できますか。進行はお願いできますか。品物や飾り付けは誰が用意しますか」です。食事会だけなら、儀式を行わないことと、記念品を披露する予定の有無を伝えます。
見積もりは、希望する内容に対して含まれるものと別途必要なものを確認します。両家でまだ合意していない内容は、問い合わせ段階でも未定と伝えてください。格式のある名称や高額な料理を選べば認識の差が解消するわけではありません。
形式の相談と並行して結婚前の希望全体を整理するなら、価値観の確認リストも使えます。婚約へ向けた段階を確認したい場合は真剣交際の進め方を参考にし、二人の話し合いと家族を招く会の準備を分けて進めましょう。
まとめ
結納と顔合わせ食事会は、儀式を中心にするか、家族の紹介と親睦を中心にするかが異なります。略式結納も儀式を伴うため、食事会と同じ意味で使わないようにしましょう。
まず二人が残したい節目の形を話し、両家の希望の理由を聞いてください。儀式・品物・会食の内容を合意し、会場へ頼む役割を確認してから手配すると、呼び名だけで準備が進むことを防げます。
出典本文の確認日:2026年9月30日(日本時間)。比較の確認項目、合意メモ、質問・会話例は本記事独自の提案です。特定の家族や会員の実例、専門家による監修を示すものではありません。
この記事を書いた人
結婚相談所ホンキ婚 編集部
東京の結婚相談所・婚活プロフ帳を運営する結婚相談所ホンキ婚の編集チーム。 アプリ疲れの働く女性のための、根拠と実感のある婚活情報をお届けしています。
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Q.結納と顔合わせ食事会の一番の違いは何ですか?+
A.結納は品物などの取り交わしを伴う伝統的な儀式、顔合わせ食事会は家族の紹介と親睦が中心です。ただし食事会で記念品を披露する場合もあるため、名称だけでなく実施内容を確認します。
Q.略式結納は顔合わせ食事会と同じですか?+
A.同じではありません。両家が一か所に集まり結納品を取り交わす略式結納にも、儀式としての内容があります。食事を一緒にする点だけで区別せず、取り交わしを行うかを確認しましょう。
Q.顔合わせだけにすることはできますか?+
A.顔合わせのみという選択もあります。二人の意向を整理し、両家が期待している儀式や品物がないかを確認してから決めると、当日の認識違いを防ぎやすくなります。
Q.片方の親だけが結納を希望するときはどうしますか?+
A.何を大切にしたいのかを聞き、儀式、品物、記念の場という要素に分けて二人で検討します。すぐに了承や拒否をせず、負担と希望を整理して具体案を両家へ戻しましょう。
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